2022-10-25

10月25日(火)お休みの日の普通の話

急に寒いなって思いました。いつものようにさっとデニムを履いてタンクトップの上にロンTを着ていたのは間違いだと外に出て気づきました。でもそのまま過ごしたんですけどね。
今日はTEDxYouth@Wakakusa のオンラインインタビューがありました。TEDの(Ideas worth spreading)(ひろめる価値のあるアイデア)という理念を共有するために世界各地で活動しているコミュニティだそうです。その奈良版ってことですね。若い人たちで構成されていて、なぜか私に白羽の矢が立ったわけです。
だけど、私の頭の中を言葉化してちゃんと伝わったのかどうかはわかりません。時代背景が違うから、わかりにくいことだらけだと思います。私がパンを始めた頃に私のようなやり方の人は多分いなかったことを想像できないだろうし、私自身パン屋さんを目指してやったわけでもないし、引力みたいなものでやっているので、説明するのがとても抽象的な話になってしまうのです。一番嬉しかったことは?などの類の質問に対しても「いつもポジティブとネガティブが共存しているので同じです。私はいつも変わらないんです。宇宙船に乗って出来事に向かって全力で楽しんで行くだけんんです。」と答えてしまったり。
学生さんたちにこういう言葉は伝わるのだろうか?と思いつつ、そういえば私は子供の頃からそう思っていたから伝わる人には伝わるんだろうな。私が選ばれたってことは、きっとこの言葉が誰かに響くはずだと確信しています。(ほんまかいな)でも楽しかったです。人生で一番大きな出来事は何か?と尋ねられても選べないほどいっぱいあったので、「数えきれないほどあったし、今から更新するかもしれない。」って答えてしまいました。
最後の方で「一番イメージ通りに作れたパンは?」と聞かれて、「トリにその質問は野暮でしょ。」と言ってしまいました。「当たり前にみんな子供みたいなものですからね。でも普通の答えを言うと「巻きパン」を作った時は元旦那さんも「これは特許取るべきや!」って言うほど画期的なパンだと思いました。だってその20年後にその作り方のパンが誰かが作った(真似したのかはしらないけど)「塩パン」として一世風靡したわけですからね。巻きパンのおかげでミアズが有名になったとも言えるので、ここは「巻きパン」かな?」とフィニッシュしました。