2022-03-27

3月27日(日)しごと終わりの普通の話

三月の最後の日曜日。春休みとお花見といいお天気が重なって街はとっても賑わっていました。ミアズにもふらっと入ってくる方も多かったです。2時くらいにはほとんどパンは売り切れていたので、初めての方は「ん?何屋さん?え?パン屋さん?普段は何種類くらいパンが並んでいるんですか?」と言うようなことを聞かれる人も多く、返答に困ってしまいます。え?何種類だっけ?意識してなくて咄嗟に答えられないです。
パンがいっぱい並んでいる時に「どれが人気なんですか?」と聞かれるのも困ります。そんなとき「人それぞれですからね。でも一番売れるのはチョコレートマフィンかな?」と答えると「え?」とびっくりされます。丸いぺったんこ飾り気のないの茶色いパンが人気とは?
そして「おすすめのパンはどれですか?」と聞かれるのも困ってしまう。どの子にも優劣つけたくないので、「人それぞれですからね。食べたいパンを買うのがいいんじゃないですか?」って可愛くないことを言ってしまいます。「どのパンが好きなんですか?」って聞かれたら「どれもですけど中でも好きなのは天然酵母のイギリスパンとかじゃがいもとかオートミールのパンかな?」と答えると、ほとんどの人はそれを買わずに中でも華やかなパンを買われます。でも人の意見を聞いて自分のことがわかる人もいるのでそれも人それぞれですね。

3時にはお店を出て早い時間に泳ぎに行きました。こんないい天気の日に室内プールで泳いでいるのは少数派で多分友達とどっか行くよりも自分のペースで生きたい人だろうな。なのでとっても空いていました、(笑)
夜は亡くなった友人を偲ぶ会と言う名の呑み会で、いつもの普通の居酒屋に行ってビールをジョッキで三杯呑みました。たまにはいいけど、外で呑むのはあまり性分ではないなって思うのは、きっと自分で作って食べる楽しみがなくなっているのと、ビールを呑みながら空想タイムを楽しめないから。そしてなにより一般の世間のことを垣間見てしまうからだと思います。なんか違和感がある。なんだかわからないけれど。。

何はともあれ、自分には自分の世界があってよかったな。戻ってこれるから。