2022-02-26

2月26日(土)しごと終わりの普通の話

今日もいいお天気でした。その割には忙しくない日(笑)でした。でも確実に売れるであろうパンの量で勝負したのでちゃんと売れました。ありがとうございます。クッキー類もよく売れました。ミアズのおやつは甘さもオイルも控えめで優しい味なのでバサッといっぱい買ってくださる方が多いです。特に空気が乾燥している今の季節は美味しく焼けるんですよね。先日売れ残った抹茶サブレを持ち帰って食べたけど、賞味期限が近くても焼き立てもサクサクさと風味で美味しかったです。我ながらこのレシピを考えた私偉いぞ!って思いました。
今のパンの配合を考えたのは20代の半ばくらいだったし、クッキーの配合を決定させたのは30代半ばくらいでした。何度も何度も試作をしてってことは全くなくて、微調整はあるけどほとんど一発目に決まってます。
数字をみたらわかるような感覚かなぁ?私はパンを習ったこともないので本はいっぱい読みました。読んでイメージを膨らませる感じです。「この配合ならきっとこんな味だろう。」「これは違うな。」「これは近いな。」とか。。
サンドイッチも然り、歴代月替わりサンドイッチのレシピは一発勝負で作ってます。なんてったって、レシピ本も全て一発勝負ですからね。その一発勝負のレシピを微調整しつつ次の日の私が作ると言う感じでしょうか?
それで本を出版したり、お店が成り立ってるのは不思議です。
どうして一発目かというと、普段食べているものも自分で作っているので勘があるし、食べ物以外からでもメッセージがあるからです。「好き」を追求すると見えてくる感じかなぁ。
そして一番大事なのは、ある日自分で考えたものを今日の私が大好きなことです。だから自分にとって美味しく作ることができるのです。そしてたまたま同じ味覚の人がいるからお店は成り立っているのかな?

試行錯誤しながらも自分で生きてきてなんとなくわかることは、あれもこれもではなく、本当に大切なこと(好きなこと)に意識のエネルギーを注ぐことで、磁気みたいなものが発生するのではないか?なーんて思うんですけどね。うまくいかないことは実は形だけで本当に好きなことではなかったりするのかもしれないですね。あこがれと好きは違いますものね。