2021-12-17

12月17日(金)仕事終わりの普通の話

今日は「おんまつり」の日です。子供の頃は半ドンで「おわたり」を観に行ったものです。父もおわたりに駆り出されたこともあり、馬のうんちの匂いとともに父の笑顔が蘇ってきます。屋台もいっぱい出て賑やかな日でしたけど、今年はどうだったんだろう?お店から「おわたり」がある三条通はすぐそこだけど気配を感じなかったです。昨年はコロナでなかったから今年もないのかな?まさしく習慣やら常識やら見慣れた景色がどんどん塗りかえられていくというか、アップグレードされているというか、それぞれの時代の普通の風景なんだろうな。

昨日は忙しかったけど、今日の予約はカランカラン(少ない)なのでゆったりと仕事ができるかと思ったら、約100個ほどのパンがトラブルで商品化できなくなり、もう一度焼き直したりで作業が押してしまいました。いろんな日があるものです。冬至も近いし、絶賛浄化中って感じですね!

あの時「おんまつり」を観ていた私が数十年後、ここでお店をしている。ある日焼いたパンが細胞分裂して、昨日は100人越えの方の注文をこなし、今日は100個のパンのことであくせくし、スタッフたちは一生懸命このために仕事をし、お客さまは細胞分裂したパンを好きだと言ってくれ、買いに来てくれる。明日は、千葉県や宮崎見や宮城県や兵庫県や大阪や日本各地の方に届くわけです。子供の頃に果てしない宇宙のことを想像していたことが今現実となってるなって今日辻整骨院で施術してもらっている時に思いました。

ありがとうございます!