2022-11-18

11月18日(金)しごと終わりの普通の話

朝は寒かったけど昼間は暖かい1日でした。正倉院展が終わって日本人はいなくなったけど、紅葉を楽しむ外国人の方がまだまだ多いです。小麦文化の人たちがパンの香りに引き寄せられて買いに来てくれます。日本人はいろんな店に行きたがるけど、海外の人は旅行中リピートしてくれます。私も同じ店に行くタイプなので嬉しいです。昨日も今日も来てくれた香港からの男性は「今まで食べたサンドイッチの中で一番美味しいよ。明日も来るからね。」って英語で言ってくれました。ボストンからやってきて、インターンで映像を勉強している女の子は三ヶ月のステイの間、営業日には毎日来てくれています。12月には帰るらしく、「やっぱりボストンの方がいい。奈良にはもう戻ってこないけど、ミアズはいちばん大好きな場所です。」って言ってくれました。もちろん常連さんのなかには最後に食べるのはミアズのサニーサイドアップという方もいてます。私もそうです。
私はお店を選ぶのは「自分にとって特別に美味しい。特別に居心地がいい。」です。先日、オープンした知人の店で買ったスイーツは美味しいけどスペシャルじゃなかったな。美味しいけどね。ちょっとのことなんだけど、その差ってなんなんだろう?普通のレベルのその先はやっぱり愛というか、向き合い方というか、言葉では言い表せないですね。単純に相性でもあるのかな?
私は深く掘るタイプなのでいろんなお店にはいかないけれど、出会って心グッと来るものにはピンと来ます。そこから自分を知るってやつですね。