2022-11-03

 11月3日(木・祝)しごと終わりの普通の話

週の真ん中の祝日ってどうなんだろう?って思っていました。午前中は客足はまばらだけれど、駅の方から来る人は「めっちゃ人がいっぱいですよ〜」と言うので期待していたけど、それほどでもなかったです。でもミアズを目指してきてくださる方がたくさん買ってくれたのでありがたく今日も売り切れました。
午前中に予約をしてカフェ利用してくれた方に「本も読んでいるし、普通の話も楽しみにしてます。」って言ってもらってとっても嬉しかったです。パンのことを褒められるのも嬉しいけど、文章を褒められるのはさらに嬉しいです。朝ドラで又吉かやってる本屋さんの店主も「辛いことがある方がいい詩が書ける」みたいなこと言ってました。胃が捩れそうなことや頭が真っ白になるようなエグいできごととか、その時私は半分死にかけています。でもただひたすら現実の修復をして行く作業から始めて行くんですよね。孤独に気づいたり、優しさに気づいたり、その地味な作業の中に喜びは普通にあったりするから、意外と「何も変わらない自分」がいるのです。そのギャップに気づいた時に世界が変わって行きます。現実的に振り落とされることもあれば、心が急に深い海に沈むこともある。だからこそできることがあるんですよね。そーです。ちょっとした文章を書いたり、一人でビールを飲んだり、夜空を見上げて深呼吸するようなことがとっても楽しくなるってことです。彼女(文章が好きと言ってくれた人)は文章の中からそれがわかるからなんだろうなーって思いました。