2021-09-17

9月17日(金)仕事終わりの普通の話

一日中雨でした。今日は大橋歩さんの原画展の初日だったのでぜひとも行きたいって思っていました。そしたら久しぶりに配達予約もなくて雨で忙しくなかったので、すんなりとお店を抜け出すことができて、11時発の電車に乗って京都へと向かいました。歩さんは経営していた会社(イオグラフィック)を退職し、京都店を個人営業に切り替えたそうです。お祝いの気持ちと是非とも作品を買いたい!(私の原点でもあるので)という意気込みもあったので初日に行きたかったのです。雨のおかげで行列もできてなくてすんなりと入店でき、歩さんと再開しました。持って行ったパンは喜んでいただけてよかった。こっそりとサンドイッチブルースも渡しました。そしたら「この本、すでにミアズさんのファンから勧められていたのよ。」って言ってくれました。う、う、そんな人がいるなんて嬉しい。絵本を2冊買ってサインをしていただき、版画も買いました。
10点ほどしかない版画がまだ誰も買っていなくて私が一番乗りです。やったー!よりどりみどりの中で私が選んだのは「雨の降る日に」という作品です。私だと明るい作品を選びそうですが、実はこれなんですよね。雨に感謝の気持ちを込めて。
お昼ご飯は本と野菜のoyoyで食べました。近頃京都に行った時はここで食べてます。読みたい本がいっぱいありますから。もちろんミアズの本も置いていただいています。

お店に戻ったら、「ミアさんに会いたかった」ていうメッセージをくれる方とか、久しぶりに来てくれた方とかがいたということを知って、申し訳ない気持ちになりました。めったにお店を離れることはありませんから。でも何事も何かを諦めて向かうわけで、寂しさと喜びはセットなんだなって思います。私の場合だけかもしれないけど。。
サンドイッチブルースにも書きましたが、一番好きなものを捨てるからこそ前に進めることに繋がるのかな?って思うのです。

心に穴が空いて辛い時には、(そのことを知らなくても)温かいメッセージが届いたりします。この人生で起こるいろいろを思い返すとまるでおとぎばなしのように不思議なことばかり。
近頃、出会う人やスタッフに「幸せだなって思う時ないつ?」って聞くのですが、ほとんどの人が現実に起こることを言ってくれますが、私の場合は、日々瞬間的にやってくる「あの感じ」です。
ありがたく日々が楽しいです。特別なことは流れで起こること、毎日がハッピーなのが一番です。

今日も宝物をゲットしました。