2020-11-15

11月15日(日)仕事終わりの普通の話

今日は朝作ったサンドイッチが開店後30分くらいでほとんど売り切れてしまい、次の食パンが焼けるまでは作れなくなりました。そしてそのうち次の食パンも売れたりサンドイッチを作ったりで売り切れてしまい、次に焼けるまでまた作れなくなるという・・サンドイッチブランクが何回も訪れてしまう日でした。 その間、ベーグルで対応していたらベーグルもなくなりました。 まさしく!サンドイッチ日和だったわけですね。もちろんスープも完売で、疲れているけど私はとーーっても嬉しいです。 自分が考えて生み出したものたちが求められて、人々の中に受け入れられて、それが文化に溶け込んでいくなんてすごいことだなって、我ながら思います。25年間作り続けていることは、きっと誰かに影響を与えているはず。自分でそうである様に「美味しい」がエネルギーを生むんだと思います。そのチャンスを一食たりとも逃すものか!って思ってしまいます。 

今日も、「子供が小さいときにこのパンに助けられました。」と言ってくださるお客様が来てくれました。一緒に来ていた小さな子は今は19歳だそうです。我が子同様に、ミアズのパンで育った子たちが活躍する世の中がやって来たのです。この時代が変わる時にミアズチルドレンが世の中を変えるのだー!イェイ!

そういう風に考えると、私はターミネーターのジョンコナーを生み出すために生きてきたのかもしれない。というわけでサラコナーの様に体を鍛えなくっちゃね。今日はプールには行けてないけど・・でも働きまくったので美味しいビールが呑めます。

そんなこんなで3時くらいにはすっかりパンは売り切れてしまったけれど、普通のパン屋さんはそんなことはしないです。閉店ギリギリまでパンを並べて残ったパンは処分したりセールしたりするそうです。 私はそれができないから売り切れるようにします。同じように生まれて来て、処分されるのはやるせなさすぎるし、価値が半分とかになるのもかわいそう。 ちゃんと愛ある人に食べて欲しいなって思います。

今日もありがとうございました!