2020-05-24

5月24日(日)仕事終わりの普通の話

今週の営業が終わりました。 ほとんどのカレンダーが日曜日始まりなのですが、私の体内カレンダーは日曜日終わり。  アルバイトを始めた高校生の時。年中無休のレコード屋さんだったので「週に一度休みたい日、好きな曜日を選んでいいよ。」(当時は週一休みが普通でした)と言われて選んだのが月曜日。学校も仕事も始まるちょっと憂鬱な月曜日を休みにすることでズレた感じがいいなと思いました。 世間とは関係なく自分のペースで生きたい。ずっと自分の根底にあるルールです。 私は大学を卒業してすぐに雑貨屋さんをやり出めました。娯楽雑貨マンナという文化屋雑貨店みたいなお店です。 卒業したら働きだすのをちょっとズレていきなり自営業をしたわけです。(でも2年で体を壊して就職しなおしました。)はーいスタートで走り出せない性分。結局また自営業を始めるわけですが。。 娘が大学を出て(私と同じ芸大)就職したくないと言った時「好きなようにすれば?無理することないよ。」と言いました。 決めるのは本人ですからね。
たまーに、この普通の話を読んでるよとか、読んで思うこととかをメールをいただいたり店頭でコソッと言ってくださったりします。 一対一の話は誰かが見るものではないと思うのでSNSの会話は別物だと思っています。なのでメールをもらったり店頭でそのことについて会話をするのはとても楽しい。これは普通の本当のことだと思います。
一対一の会話が好きです。だから集まりはあまり好きではない。行く時は頑張って行きます。たまには世間の話を聞こうとか、友達が誰もいなくなるかもしれないとか、ちょっとは思うからです。(せいぜい月に一度ですが)。 本当の一対一の会話がちゃんとあれば明日も生きていてるなって思います。お店は一対一の関係の集まりだと思っています。(少なくともミアズは)  誰が見てるかわからないこのページに言葉を投げかけて、誰かが何かを思うのだろうか? と思いつつ自分の中の今日の深呼吸みたいなものなだなと、そしてその深呼吸をするたびに肩の力が抜けて少しだけウキッとした気持ちを取り戻せるのであります。 それぞれの深呼吸にムカッとする人はそれを見ないように。わざわざ嫌なことを人に言わないように。嫌だと思えば離れていけばいいと思います。SNSでキツイこと言うのはナシです。わざわざお世辞言うのもナシです。 本当の会話をしよう。(普通の話を読んでいる人は同じ意見だと思いますが) ちょっと嬉しくてちょっと悲しい毎日の終わりに夜空を見ると、薄青い黒色の空に薄白い雲が浮かんでいて光合成の後の緑の匂いが向こう側からやってきます。朝の爽やかないい匂いとは違って、懐かしい昔のような不思議な安心感があります。
今日、また一人友人が夜空に吸い込まれて行きました。夜空がさらに深くなりそうです。