2021-01-23

1月23日(土)仕事終わりの普通の話

どっぷりと雨の1日でしたね。こうなるといっそ雨を楽しもう!って気にもなりますが、お店としてはなかなか厳しいです。でもこんなお天気でも来てくださる方がいることがありがたいことで、なんやかんや言ってもほとんど売り切れたのでよかったです。

出勤する時、ハナレグミのPease Treeを聴きながら運転していたら、体も心もウキウキとリズムを取り出して気がついたら歌っていました。 体の中を何かが動いている感じを逃したくないと、お店についてからもSpotifyでハナレグミを流していました。昨年の今頃もたしかこういう気分になって彼のコンサートのチケットをポチッとしたのです。実はそれが初一人ライブ!だったのでした。高校生の頃から友達とライブに行きだし、大学生になってからは彼氏だったり友達だったりと相手は替わるけれどずっと誰か(結婚している時は旦那さんと)と行ってました。離婚してからは確実に自分と一緒に行ってくれる人はいなくなったので、誰かと行くか一人で行くか?なわけです。(当たり前ですね) 取れたチケットは3階席のど真ん中で体を揺らしながら聴きました。まるで空から見てるような感覚で一人の世界に入り込めてよかったです。昨年の2月、あれが最後の蜜ライブになりました。そのあと一斉にライブは中止になりましたから。

いつも土曜日に来てくれる常連のご夫婦に19日に子供が生まれて、今日はだんなさまがひとりでパンを買いに来てくれました。「明日、退院するので買い出しです!」と一人でコーヒーを飲んで、好みのパンが焼き上がるまで待ってくれていました。焼き上がってレジをする時に「ハナレグミのニューアルバムもうすぐ出ますよね。」私「はい!チェックしてます!」男性「彼女と付き合い始めた時に観に行った映画が(サヨナラカラー)なんです」と音楽に反応してくれました。しあわせが溢れていて眩しかったです。またハナレグミが彼の思い出の一コマになったんだろうなぁ。

カフェをクローズする寸前に一人の男性が「コーヒー飲めますか?」と入ってきて、「30分くらいならいいですよ。」と言うと「ありがたい!ライブが始まるまで30分時間を潰したかったんです。」ジャズ好きの男性は東京から好きなバンドを追っかけて奈良(ブルーノート)に来たらしく、レジをしながらライブの話で盛り上がりました。その時、上原ひろみの音楽を流していたので、私がいつかニューヨークで彼女のライブを観たいと行った時、まるで今そこにいるような表情をして微笑んでいました。その人の中にもきっと景色が広がって音楽がながれていたんだろうな。帰り際「楽しかった。ありがとう。コーヒー美味しかったです。」って言ってくれました。

雨のおかげで音楽がよけいにロマンチックになった1日でした。No music no life ですね。